当社の創業メンバーは、これまで「動作合成」を始めとした様々なEDAツールの開発や様々なLSI開発の 経験のある技術者達で、特にCからのハードウェア化については独自のノウハウをもっています。 この為、設立目的は「Cアルゴリズムからハードウェア化に関する一切のサービス」を主眼とし、現在、 主に以下の3つのサービスを中心にビジネスを展開しています。 ・定期セミナー ・設計支援サービス ・設計ツールの販売 1.定期セミナー 定期セミナーは、これまで、以下の3種類のセミナーを月1回の定期開催とセミナー依頼企業に出向いての オンサイトセミナーという形で開催してきました。 ・SystemCを理解する為のC++講座 ・SystemC言語セミナー ・Cアルゴリズムからのハード化手法セミナー ・浮動小数点変数の固定小数点高速自動変換ツール「FP-Fixer」無料紹介セミナー これらのセミナーはお蔭様でこれまで、延べ1500名以上の実績となっています。 特に、「Cアルゴリズムからのハード化手法セミナー」は、当社の技術者達がこれまで培ってきたノウハウを 体系化したもので、ソフトウェアとして書かれた純粋なANSI-Cのアルゴリズムから出発し、最終的なRTLを マニュアルのみで作成するステップを詳細の紹介しております。 このノウハウは、単にマニュアルによるハードウェア化だけでなく、動作合成ツール等のツールを利用し、 RTLの作成作業を一部自動化する際も非常に効果的です。 なぜなら、動作合成ツールのみで純粋のANSI-Cからユーザが要求するハードウェアを生成することは困難な 為です。 その一例として、 ・浮動小数点の固定小数点化、そして整数化の方法 ・ポインタの変換 ・最小のメモリアクセスの為の行列変換 ・プロセス及びモジュール化 ・プロセス及びブロックレベルの並列性の抽出とパイプライン化 ・各抽象レベルの変換 ・Cコード記述からの見積り 等があり、これらのリファイメント技術によりCコードの記述を行うことで動作合成ツールに対して高い効果が 期待でき、また、特定の動作合成ツールに依存することはありません。 定期セミナーは、上記3つのセミナーの他に新たに以下の2つのセミナーが加わる予定です。 ・SystemVerilogセミナー ・PSLセミナー(開催予定) 2.設計支援サービス CからRTLへの変換ノウハウをベースにFPGA及びASICへの具体的なインプリメントノウハウを提供する コンサルティングサービス及びそれらに関する設計受託を行っております。 また、各ユーザ様専用の設計ツールのカスタムな開発も行っております。 3.設計ツールの販売 4.最後に 当社はこれまでご紹介してきた通り、Cアルゴリズムからのハード化というユニークなテーマを主体として 様々なビジネスを展開してきましたが、今後はさらにこれらを進化させ、以下のテーマに取り組んでいく予定です。 ・ハードウェア/ソフトウェアの効果的なインプリメント手法の確立 ・C記述レベルの低電力回路の生成と見積り手法の確立 これらのテーマや当社の製品、サービスついて具体的にお知りになりたい方は、当社の営業まで、ご連絡下さい。 |